インターホンを日々快適にお使いいただくために

インターホンは、住宅用として来客の報知、及び防犯上無くてはならない機器として、ご使用いただいております。 最近では映像で来訪者を確認出来、又留守中の録画が出来るような、より防犯機能を高めたものが普及して参りました。 また、病院用のものにあっては、患者さんと看護師さんとの必須連絡手段として、不可欠であります。従って、すぐ連絡ができるよう、PHS端末で呼出を確認できるなど、通信機器として機能向上に努めているところであります。

インターホン機能が必須であればあるほど、ひとたび故障が発生すると、早急な修理・復旧が必要となります。 しかしながら、インターホン機器は、毎日いつでも使用できるよう、内部は常時稼動しており、また、インターホンのシステム内には、無停電電源や、スイッチング電源ユニット等、時間の経過とともに劣化・磨耗し、部品メーカが寿命・交換年数を3~6年、又は何万時間というように定めているものがあります。

これらの「有寿命部品」は、その時間経過した後には、機能停止に至ることが明らかですので、故障による影響を回避するためには、その年数が経過した「有寿命部分」の交換が必要です。 現状は、これらの更新を行うことは少なく、故障修理時にご説明したり、そのまま故障修理対応を重ねることになってしまっている場合があります。

インターホン工業会では、機器の更新が必要な時期まで、快適にお使い続けていただけるよう、この 「有寿命部品」の交換推奨年を部品メーカの公表寿命を参照して別表のように定めました。

これらを使用している機器は、故障停止の影響が多大なシステムが多く、不用意な故障は極力避けたいものです。
「有寿命部品」の交換は、この予測できる故障を回避し、インターホンを継続的に、快適にご使用いただくために必要であることを是非ともご理解いただき、保守計画に含めていただきますようよろしく お願い申し上げます。

有寿命部品推奨更新年数の目安

区分 対象部品・ユニット 更新年数の目安
1 スイッチング電源 4年
2 UPS(無停電電源装置)本体 6年
3 UPS(無停電電源装置)電池 3年
4 CRTディスプレイ 4年
5 LCDディスプレイ 5年
6 パソコン本体 5年
7 ハードディスク 3年
8 フロッピディスクドライブ 5年
9 冷却ファン(UPS用を含む) 3年
10 プリンタ 5年


上表のご説明

  • 上表は、各部品・ユニットのグレード、使用条件、システム構成状況、等によって変動するため、凡その交換時期を示すもので、この期間の動作を保証するものでは有りません。インターホンメーカが特に指定している場合は、それが優先します。
  • 上表のCRT、LCD等はパソコン等の連続使用するものを指し、テレビドアホンに内蔵しているものは対象ではありません。
  • 有寿命部品以外の部品・ユニットも経年劣化は発生し、故障する場合があります。
  • CRTディスプレイ、LCDディスプレイの寿命とは、明るさが1/2以下になったことをいいます。
  • 冷却ファンの寿命とは、回転数が30%以上低下したことをいいます。
  • インターホン工業会が発行する 「既設のインターホン設備(システム) の更新について」 もご参照ください。