2024年 年頭所感

2024年 年頭所感

インターホン工業会会長 市川 周作







一般社団法人インターホン工業会
会長 小笠原 亮

令和8年の年頭にあたり謹んで新年のお慶びを申し上げます。
この度、会長を拝命いたしました小笠原でございます。どうぞ宜しくお願い致します。
旧年中は、皆様には当工業会並びに会員各社に格別のご指導・ご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

昨年を振り返りますと、世界経済は全体としては引き続き回復傾向にありました。世界経済を牽引した一つの要因として米国経済の堅調な拡大がありますが、関税引き上げ影響による急激なインフレ進行、バブル的なAIへの投資拡大など、経済が腰折れするリスク要因も多く含んでおり、先行きの不確実性は依然として高い状況が継続しています。
国内に目を転ずると、長年継続していたデフレから一気にインフレへと反転したものの、賃金上昇は未だ物価上昇に追いついているとは言い難く、経済成長の実感に乏しいまま物価が上昇する難しい経済局面を迎えております。

我々の業界においては、設備更新需要は引き続き堅調な状態が続くものの、建築資材や人件費の上昇等の影響もあり、新規住宅着工件数については前年から減少するなど、取り巻く環境は予断を許さない状況です。

このような環境下、当工業会としては、ストック市場におけるリニューアル促進等の業界活性化施策の実行や関連団体との関係強化を通じた事業領域の拡大に取り組みました。具体的な取組み事例としては、「家庭用インターホン 安全点検シート」の見直しを実施し、ホームページの掲載内容をアップデートいたしました。また、以前より継続して取り組んで参りました日本産業規格 JIS C 6020 “インターホン通則”の改定につきましては、昨年9月に無事、改定版を発行する事ができました。インターホン自主認定(HQI)、戸外表示器(SD)審査、劣化診断資格者認定講習会の実施などについても、ほぼ計画通りの活動ができたと考えております。

さて、当工業会は本年設立60周年を迎えますが、このタイミングで新たに Mission&Vision2035 を策定いたしました。当工業会の社会的使命を“多様化するニーズと課題をコミュニケーション技術で解決し「安全」「安心」「つながり」のある社会の実現に貢献する”と改めて定めました。この使命達成に向けて会員各社をはじめ、関係省庁、関連団体の皆様との連携のもと、インターホン基本機能・性能の充実とともに最新技術を取り入れた付加機能の拡充により防災、防犯へ一層寄与するとともに、HQI・SD審査、劣化診断資格者育成、GRSN適合登録などを推進してまいります。

今後とも、インターホン工業会の活動に一層のご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様の益々の発展とご健勝を祈念いたしまして新年のご挨拶とさせていただきます。

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